社長インタビュー

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掲載日:2009年05月26日 21:31

株式会社ジェイ・エム・シー 代表取締役 渡邊大知 氏

【鋳物4000年の歴史に変革をもたらす気高きJMCモノ作り革命】

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株式会社ジェイ・エム・シー。同社は、鋳物業界の風雲児としてその名を馳せている。先端の光造形と伝統の鋳造を融合させた環境にも優しい「モノ作り」を開発することを使命に、最先端の医療モデルの製作から、伝統の自動車部品まで、あらゆる分野で顧客のニーズや夢を形にしている。

そんな鋳物業界の変革者である、株式会社ジェイ・エム・シー 渡邊社長にお話を伺った。

 

渡邊氏は2000年に父親の経営していた会社に入社し、専務に就任した。2004年に父親との経営方針の違いから、MBOを実行。株式の全部を取得して、代表取締役、取締役からも退いてもらう。父親との4年間にわたる共同経営の経験から、同族経営に対する嫌悪が生まれ、脱同族とすべての社員に同等にチャンスがある下克上の会社を作るべく第二創業と位置づけ、現在の礎を築き上げた。

 

しかし、当時は非常に苦労し苦しんだと語る。理由は、時期先代社長の時代から勤めている社員との関係性。考え方のズレを引きずりながら仕事をするのが耐えられず、大粛清を決意した。ここに、経営者としての強さと優しさが交錯する。

 

こうして、株式会社ジェイ・エム・シーは誕生する。同社誕生の経緯とも重なるかのように、非常にアグレッシブな経営方針が垣間見れる。

 

同社は旧態依然の究極である、4000年も続く鋳物の世界に変革をもたらすべく「凍結鋳造」という新しい技術に挑戦している。現状の工法と比べて、仕入コストも廃棄コストも画期的に削減できる技術である。鋳造を知っていればこそ、決して手を出さなかった技術であるが、「その鋳造業の常識、枠に囚われないJMCだからこそ可能な技術に今後も挑戦していく。(渡邊氏)」様々な経験が経営者を、会社を強くするというが、正に渡邊氏はそれを体現しているといってもいいだろう。

 

そんな同氏は経営者として、常に心に抱いていることとして、次のように語る。

常に上を向きながら、背筋を伸ばして頑張る。

経営者として、現状維持を求めたら、業績は下降してしまう。常に上を向いていないと、成長はもとより現状維持すら難しくなる。無理矢理でも背筋を伸ばさないと、どこかに隙が生まれてしまう。足が吊ったとしても背筋を伸ばして、背伸びをする。

 

また、渡邊氏が語る経営者の定義についても伺った。

「常に社員よりもやる気があり、事業に愛着を持ち、事業に執念を燃やさなければならない存在。社長が諦めたら、そこで会社の生命維持装置は外れてしまう。

たとえ船が沈没しようとも、最後まで船に残らなければならない存在だと思う。(同氏)」

 

こうした言葉の端端、考え方から渡邊氏の気骨溢れる人柄が読み取れる。また、ベンチャーについても質問してみた。「ベンチャーとは、“成長の伸びしろ”だと思います。

日々、PDCAを繰り返し、常に成長のため、売上のために、戦略・会社組織を変えていける会社をベンチャー企業という。仮に「伸びしろ」がなく、変化に対して、硬直的になってしまえば、ベンチャーではなくなると思う。(同氏)」

鋳物業界の変革集団「株式会社ジェイ・エム・シー」。今後の動向を注視したい。

 

    読者へのメッセージ

何よりも素晴らしいビジネス能力とは、「思ったことをすぐに実行にうつすこと」

あれこれ考えずに、すぐに行動しましょう。そして、行動した結果がどんなものであれ、決して言い訳をしないこと。

愚直に突き進んでいきましょう。

 

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