社長インタビュー

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掲載日:2008年03月31日 23:40

株式会社エニグモ 須田将啓氏

世界を変えるビジネスを作る

suda.bmp  WEBサイトの良し悪しは何で決まるのであろうか。その答えが少なからずもこの企業の繰り出すハイセンスなWEBサイトから垣間見ることができる。取材に応じていただいたのは、ユニークなビジネスモデルで海外市場に早くから進出している株式会社エニグモの共同最高経営責任者のひとり須田将啓氏。同じく共同最高経営責任者の田中禎人氏とのタッグで創業時代を切り開いた。 

須田氏は博報堂でマーケティングプランナーとして活躍。同フロアには田中氏もいた。ある日、おもしろいアイデアを思いついたという田中氏と新しいビジネスについてブレインストーミングを始めた。こうしてビジネスモデルをブラッシュアップするなかで、同社のヒットビジネスである「BuyMa」の原型が出来上がる。これが創業のきっかけだ。

当時、このアイデアは完全な秘密。起業を決意した時、須田氏は誰にも聞かれないように「居酒屋の個室」にこだわり打ち合わせを繰り広げたそうだ。そんなエピソードも、同社の他にない新しいビジネスを生み出すカラーもこうしたところに起源があるのかもしれない。そして個室で打ち合わせを繰り広げたメンバーは現在、取締役として同社を率いる。

 須田氏は起業については早くから想いがあったと語る。一方で博報堂は小学生時代から働きたい会社であったと明かす。実際、仕事は面白く「後ろ髪を引かれる思い(須田氏)」での起業だったという。しかし、それ以上に「世の中を変えるビジネスを作る。」ことに魅力があったことは否定できないであろう。結果としてマーケティングプランナーが生み出すアイデアは消費者を魅了する。マーケティングプランナーの前に元が付かないのは、同社のビジネスモデルが常にあたらしいモノを発信しているからだ。だから、今でも須田氏にはそうしたセンスや独自の視線を持ってプランニングに挑んでいるのであろうと思う。

 同社は読み終わった本や捨てようとする服など使えるものは捨てずにシェア(共有)しようという新たな事業「シェアモ」をスタートさせた。登録商品にはマンガやダイエットグッズなどが並び、借りる人は送料のみ支払い、気に入った商品は引き取ることが可能。このビジネスの側面には深く「善意」が存在すると須田氏は語る。なるほど、中古買取店に行けば即時現金化が可能な世の中である。それをみんなで「シェア」しようというのは善意がなければ成立しないのかもしれない。「気持ちよく感謝された方がいいという人は増えていくと思う。今後のネットサービスの方向性の1つだと思っている」」と須田氏は続ける。飽食の時代から人間が学んだことは、社会貢献という言葉なのかも知れないことを須田氏から教わった気がする。

 

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