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掲載日:2008年04月22日 00:31

ベンチャー企業への転職について(第二回)

ベンチャー企業への就職・転職のメリットについて弟一回で述べてきました。第二回はベンチャー企業へ就職・転職する際に気をつけなければならないことは、本当にあるのか。みなさんと一緒に考えて行きたいと思います。

一般的にベンチャー企業は、大企業に比べて安定性や収益性に劣ることは誰でも思いつくことでしょう。しかしながら、世界の名だたる大企業も昔は皆ベンチャー企業であったことを忘れているような気がします。会社の歴史が浅ければ、当然売上規模も小さく収益も安定していないかも知れません。ベンチャー企業の良し悪しや将来性を考える人の集団にベンチャーキャピタルがあります。彼らの仕事は大まかに、将来成功するであろうベンチャー企業への投資をすることで、将来リターンを得るという仕事であることは良く知られています。ベンチャーキャピタリストは、洗練された金融知識+業界動向の把握など専門家の集団です。会社のHPに株主としてベンチャーキャピタルの名前が入っていると、私はものすごく安心します。

しかしながら、HPに記載していない場合もよくありますのでそれが全ての”モノサシ”にはなりえないでしょう。話を戻して、ベンチャー企業への就職・転職を考えた場合に考えられるリスクは何なのでしょうか。ある大学生ベンチャーの社長がその点について、興味深い話をしています。その社長が、大学生でありながら会社を興し、自ら立った理由について 「大企業に入っても、何年かは修行であることは想像できます。私は、アイデアを持っていますので大学生であるうちに、そのアイデアを企画・実行することで”入社何年目”という埋める事の出来ない穴を埋めておきたかったのです。また、成功すればその実績を持ってベンチャー企業へ入社したいと思っています。」

こうした考えの方は稀だと思っていましたが、この学生ベンチャーの社員は皆同じ考えだといいます。つまり、学生時代の四年間で自身が社会に出た時の能力測定を既に実施しており、それを俯瞰的に分析しているのです。正直、末恐ろしいなと思いましたが、こうした考えの持ち主は結構いるのではないでしょうかと話してくれました。結局、ベンチャー企業への就職・転職リスクは”どんなビジネスをするか”明確なビジョンを持たないことが一番のリスクであり、大企業・ベンチャー企業の棲み分けはないと最後に話してくれました。ひとつ挙げるならば、「給料」と明快に答えた姿が印象的でもありました。

大企業だから安泰と云う時代は、もはや過去の遺物です。だからといって早計にベンチャー企業に走るのも危険です。結局、就職活動を何年後かに控えた学生が一番冷静に「仕事」に対して分析していることを知れたのはラッキーでした。会社を見る目は厳しくなっています。金融リテラシーも高く、一般的になってきているのでベンチャーキャピタリストのごとく、人生の大半を過ごす会社に対する”メキキ”は今後も増えていくのでしょう。

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